■ 健康用語辞典 か行
骨軟化症とは骨の質の異常によって生じる病気です。骨におけるカルシウムやリンなどの
ミネラルの沈着が減少した状態であり、石灰化していない骨組織(類骨)が多量に見られるようになります。
体液中のカルシウムとリンの減少によって生じ、特にビタミンDの働きが損なわれている場合に多く見られます。
原因としては、日光不足、食事摂取の不良、消化管疾患による吸収不良、肝臓・腎臓疾患、長期間の抗痙攣薬の服用などが原因となります。
疲労感や腰背部の痛み、筋肉痛や筋力の低下などが現れますが、自覚症状がない場合もあります。
また、外傷がないにもかかわらず骨折してしまうということもあります。
動物の体内に多く含まれるたんぱく質で、人体の全たんぱく質の約30%を占めているものです。
皮膚や骨などに多く含まれており、細胞と細胞をつなぎとめる役割をしています。
体内ではコラーゲンの分解と合成が絶えず繰り返されており、加齢により合成が追いつかなくなると
バランスが崩れ減少してきてしまいます。カルシウムを骨につなぎとめるコラーゲンは骨粗しょう症予防にも効果があります。
また、コラーゲンはビタミンCや鉄分を一緒に摂取することで吸収が促進され、より高い効果が得られます。
コレステロールとは体内に存在する脂質のひとつであり、細胞膜や神経、ホルモン合成などにかかわる重要な物質です。
中性脂肪と同様に血液中ではたんぱく質などと結合し、水溶性のリポ蛋白として存在し、体の隅々に運ばれていきます。
コレステロールの種類にはLDLコレステロールとHDLコレステロールがあります。
LDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれます。
主にコレステロールを様々な細胞に運ぶときの形体です。
悪玉と呼ばれていますが、体内で必要なコレステロールを運ぶ重要な役割を担っているため、
極度に不足するとビタミンの吸収が損なわれたり、神経や網膜などに異常をきたすことがあります。
HDLコレステロールは善玉コレステロールとも呼ばれます。
主に体内の組織からコレステロールを受け取り肝臓に運ぶときの形体です。
LDLコレステロールが過剰になったり、HDLコレステロールが不足することで、
動脈硬化のリスクが高まるため、悪玉、善玉と呼ばれるようになったのではないかとされていますが、
LDLコレステロールとHDLコレステロールの比率において、LDLコレステロールの割合が高いと病気に結びつくことが考えられます。